“【ネットオリパ売上No.1達成の裏側】“最後の頼みの綱”だった。日本トレカセンターが、アンカーと駆け抜けた2年半。”
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日本生まれのポップカルチャー、トレーディングカード。日本トレカセンターは、ネットオリパに特化したプラットフォームを提供するサービスとして、2023年5月にリリースされました。「トレーディングカードを通じて日本のポップカルチャーを世界に届ける」というミッション、そして「信頼性」と「透明性」を軸に事業を展開しています。
アンカーとの出会いは、まさにその立ち上げ準備に奔走していた2023年4月。リリース前から「ネットオリパ業界No.1」を目指し、わずか1年で売上No.1を達成。さらに2025年6月には、日本マーケティングリサーチ機構による「おすすめしたいネットオリパランキング」で1位を獲得しました。「アンカーさんは強いビジネスパートナーであり、最後の頼みの綱のような存在」と語るのは、日本トレカセンターマーケティング部長の日比さん。今回のインタビューでは、立ち上げ期の課題や成果についてじっくりお話を伺いました。
マーケティングに割くリソースがない
ーー立ち上げを振り返ると、いちばんの課題は何でしたか?
日比さん:一番大きな課題は、社内にマーケティングのリソースがまったくなかったことですね。当時はトレーディングカードの実店舗を運営していて、わたし自身が店舗に立って、オリパ(販売者が独自に作成したトレーディングカードのオリジナルパック)を作ったり、ネットオリパの立ち上げを担当したりしていました。広告運用の経験はあったんですが、いわゆる戦略的なマーケティングを組み立てるという意味では、全然リソースが追いついていなくて。
ただ、マーケティングをしていなくても、店舗でオリパを買ってくださったお客様の口コミでどんどん新しいお客様が来てくださって。これはもうPMF(プロダクトマーケットフィット)していると実感したので、「きちんとマーケティングをすれば、絶対に伸びる」と、社員のだれもが確信していました。
アンカーの強さは「スピード」と「事業理解」
ーー立ち上げ当初は、5社以上の広告代理店とお付き合いがあったそうですね。その中で、アンカーとの取り組みを継続いただいた理由を教えてください。
日比さん:もちろん、成果も出していただいていますが、ソフト面での信頼が大きかったです。立ち上げ期って、一番密な連携が必要な時期じゃないですか。そんな中で、アンカーさんはとにかくスピードが早かった。そして、こちらの意図をきちんとくみ取って動いてくださった。成長とともに課題もどんどん変わるなかで、それに対応するスピード感がものすごくて。まさに“事業成長を一緒に推進してくれている”という感じでしたね。
アンカー杉田:そう言っていただけてうれしいです。スピードは当社のバリューのひとつでもありますし、わたし自身もNo.1を実現するために常に意識しているので、共感していただけて光栄です。
日比さん:もう一つ、“事業理解”も大きな理由です。アンカーさんは毎週の定例ミーティングでも圧倒的に質問の量が多いんですよ。しかも、単なる広告の運用についてだけじゃなくて、「いつまでに業界No.1を取りに行くんですか?」とか、「海外展開のイメージはありますか?」みたいな、もっと先を見据えた質問が多くて。そこまでゴールから逆算して、「じゃあいま、こういう動きをしないといけないですよね」って提案してくださる。
アンカー杉田:ありがとうございます。ゴールの目線を合わせることは伴走させていただく上でとても大事だと思っていて。日本トレカセンターさんは、最初から「業界No.1」が目標でしたし、わたしたちアンカーも「No.1を創る会社」をビジョンにしていて。弊社代表の千野の思考を理解していたので、常に”次の一手”をイメージしながら動いていました。
日比さん:確かに、同じビジョンを見てますね。それと、「No.1」の実現には競合情報が必要不可欠ですが、アンカーさんはそこも強い。自社でしか取れない競合データを提供してくださったり、競合分析もすごい深度でやってくれて。事業の舵取りをする上で、ほんとに重要な情報源でした。
No.1を叶える包括支援
ーー数々の施策を通して、評価いただいている点についてお伺いしたいです。
日比さん:広告運用だけじゃなく、事業成長のために必要なことを、まるっと支援してくれているところです。とくに驚いたのは、基幹システムや計測環境の整備ですね。広告を配信していると逐一CACやROASをチェックしたくなるのですが、アンカーさんに基幹システムを整備いただいたおかげで広告指標の先にある重要な事業指標もリアルタイムで確認できるようになって。非常に強力なツールで、いまや他の代理店さんもこのサマリーレポートをもとに施策を進行しています。
アンカー杉田:基幹システムや計測環境の整備は正直、大変でした(笑)。でも、あのサマリーレポートがあったからこそ精度の高い議論を数え切れないほどできたし、結果につながったと思っています。
日比さん:あとクリエイティブ。これもめちゃくちゃ大量に作ってもらいましたよね(笑)。
アンカー杉田:ひたすら作って運用していましたね(笑)。現状の社内体制では実現できないので、クリエイティブ課の榎や古川たちと「どうしたらできるか?」と、常にHowCan思考で取り組んでいました。
日比さん:短期大量制作×精密分析×高速PDCAがアンカーの強みだと思います。わたしは広告について「運用だけでどうにかなる」という考えよりも、どちらかというと「一つの当たりクリエイティブがすべてを変える」と思っているタイプで。時間をかけて一つの当たりを生み出すよりも、量産した中から当たりクリエイティブを横展開するのがセオリーだと考えているので、ここまで質の高い環境を構築くださって感謝です。
アンカー杉田:数で勝負する戦略は間違いないと、わたしも確信していました。とくに5月はショート動画を68本つくったので、いま思うと自社のことながらすごいですね(笑)。
日比さん:しかも作って終わりじゃなくて、めちゃくちゃ分析もしてくださって。当たりかどうかはCAC(顧客獲得単価)だけでパッと判断してしまいがちなところですが、次に活かせるようにすべての広告をグラフ上に可視化して分析して、ああいうところもほんとにすごい。
アンカー杉田:恐縮です。作って「良かった、悪かった」だけの評価は誰でもできるので価値がないと思っていて。悪いなりに、「こういう悪さがありました」というところまで見えて初めて同じ轍を踏まず、次につなげられると思うんです。大量制作下での分析環境を整えられたのも、大きな成果でした。
最後の頼みの綱
ーーお付き合いの中で印象的だったエピソードはありますか?
日比さん:ありますあります(笑)。杉田さんって、ほんとに真面目で真摯で、たまに度が過ぎることがあって。まえに、ユーザー理解のために「オリパで勝てる方法、分析しました!」って、実際にうちのオリパに課金して資料にまとめてくれたことがあったじゃないですか。あのときは社内がざわついていましたよ(笑)。
アンカー杉田:ちょうどボーナスのタイミングだったので、5〜6万円くらい投下して、本気で分析しました(笑)。
日比さん:ほんとに?!経費じゃなかったんですか?
アンカー杉田:会社にはユーザー理解のための経費制度もあるんですが、この時は「身銭を切ってやらなきゃ、見えないものがある」と、思って。
日比さん:そこまで本質を突き詰めたり、ビジョンや事業成長を一緒に考えてくださって、本気でうちのことを自分ごとにしてくださってるなって伝わってきて。杉田さん、うちの社員だと思ってる節ありますよね(笑)。
アンカー杉田:実際そう思っていたので光栄です。No.1だけを見て、同じ熱量で伴走させていただくうちに、御社とアンカーの境界線がだんだんぼやけて。完全に没入していました。
日比さん:「この人、本気でうちの社員と思っている」って、感じてましたよ。普通、そこまでできないじゃないですか。リソース不足でこちらから十分な情報提供ができていたわけではないにもかかわらず、市場や競合を調べ尽くして、マーケティング戦略を考えて、ほとんどなにもないところからこの実績を作ってくださった。これはほんとにすごい。
あとは個人の意見として、こんなに計画通りに成果が推移することに「うまくいきすぎじゃない?」って内心驚いていて。定例ミーティングのたびに山ほど分析して、課題を整理して、次のアクションを準備して、PDCAを回して、きちんと成果が出て。スーパーマンかよって思ってました(笑)。
アンカー杉田:いやいや、ひとりの力では絶対無理でした。日本トレカセンターのプロジェクトチーム全員の功績です。それに御社の業界No.1の実現とともに弊社も支援領域を広げることができ、心から感謝しています。
ーー最後に、日本トレカセンターにとってアンカーはどんな存在ですか?
日比さん:マーケター集団かつほんとに強いビジネスパートナーで、かつ、なんかこう、「最後の頼みの綱」のような存在ですね。事業成長の過程で広告運用だけでは解決できないマーケティング課題ってゴロゴロ出てくるんですが、「アンカーさんなら解決できるかも?」と、相談させていただいて、スピーディに解決へ向かうケースが多かったです。
アンカー杉田:アンカーの社名の由来に「最後の希望」という意味が込められているので、そう言っていただけて光栄です。アンカーには他の市場でのNo.1の創出実績があったり、同業界からさまざまな経験を持つ優秀な人材が集まっている背景もあって、支援領域はかなり広いと実感しています。
日比さん:当社のマーケティングを牽引していただき感謝です。おかげで2025年6月には日本マーケティングリサーチ機構による”おすすめしたいネットオリパランキング”で1位を認定いただいたり、LINE登録者数や広告の総出稿額でもNo.1を獲得することができました。とはいえ競合の参入も非常に多いので、これからはもっと圧倒的に勝つ必要があると思っていて。
さらに突き放してはじめてお客様に広く愛されるサービスになる。そして「トレーディングカードを通じて日本のポップカルチャーを世界に届ける」というミッションの通り、次は世界が勝負の舞台だと思っています。「日本一」の次は、「世界一」。
アンカー杉田:世界No.1!ぜひ今後も日本トレカセンターの社員の一員として伴走させてください。
日比さん:これからもよろしくお願いいたします。
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▼アンカーで日本一を目指す理由とは?
登場人物の物語もぜひご一読ください。
杉田:「生きがいさがし」のために蹴った通信業界最大手の内定。本気の大人が集まるAnchorで最短でマーケティングを極める。